5月17日(水)6限 大ホールで、令和4年度創立記念式典を行いました。
常盤木学園高等学校は今年で創立94周年。
1928年に「自由と芸術」を校是に創立された学校です。
校長先生からは、創立当初あまりに自由な教育方針(当時にしてみれば。今では当たり前のことですが)のもとに教育活動が行われたため当局に廃校にするぞと脅されたこと、そして創立者はそれに屈することなく教育方針を貫き、今もその教育方針が受け継がれていること、そして現校長先生が就任されてからは、この教育方針に加えて本校が売っているのは「未来の幸せ」であることが生徒に話されました。
その後、勤続25周年を迎える職員や部活動において顕著な功績を残された顧問の先生の表彰が行われました。
創立記念式典はいったんここで閉会。その後、会は創立記念祝賀コンサートへと移ります。
今回は本校卒業生で現仙台フィル―ハーモニー管弦楽団のチェリストである中村隆人さんと、これまた本校卒業生で東京藝術大学院修士課程修了したピアニストの葛原寛さんによる演奏が披露されました。
創立当初から変わらない伝統の制服と、時代に合わせながら常に女性の自由と人生を豊かにする芸術教育を大切にしながら、これからもその歩みを進めていきたいと思います。