7月13日(水)午後、3学年合唱コンクールが行われました。
2019年度以来、実に2年振りの合唱コンクールです。
3年生は2020年度入学生です。まさに新型コロナウイルス感染拡大期に入学した学年ということで、ここまで中止や変更になってしまったプログラムも多かった学年でした。
もちろん現在も感染状況は大きく改善されていませんが、感染防止策を施して、ようやく実施にたどり着いた今回の合唱コンクール。
練習期間も十分に取れない中、3年生はどのクラスも入賞目指して課題を一つ一つ解決していきました。
また例年の合唱コンクールと大きく異なるのが、音楽科生によるサポート体制の確立です。
練習時間の不足を補うため、各クラスの朝練に音楽科生徒が入り、本番直前まで指導してくれました。
普段普通科と音楽科は校舎も異なるため交流機会が限定的でしたが、今回の合唱コンクールでその仲はとても近いものになりました。
本番はどのクラスも練習の成果を十分に発揮し、白熱したコンクールが展開されました。もちろん入賞するクラス、悔し涙を飲むクラス、悲喜こもごもでしたが、この瞬間が戻ってきたことが何よりも嬉しかったことは言うまでもありません。
そして審査の間のエキシビジョンとして行われた音楽科生によるミニコンサート。
このコンサートに出演してくれたのは各クラスを指導してくれた音楽科生です。
普通科の生徒にとっては指導してくれていた音楽科生の本気の演奏を鑑賞する機会となり、会場中がかつてない熱気に覆われていました。
久しぶりに常盤木学園の合唱コンクールが戻ってきました。
そして今回はただ再開するのではなく、普通科と音楽科の融和という新しい付加価値もついての再生です。
1,2年生の合唱コンクールは冬です。こちらも学校を挙げて取り組んでいきます。