2007.04.11
中善桜
学園の庭に咲き誇る、三本の桜。
この桜には「中善桜(なかぜんざくら)」という名前があります。
中川善之助先生にちなんで命名されました。
中川先生は、1922(大正11)年に、東北帝国大学法文学部(現在の東北大学法学部)が作られ、1961(昭和36)年に定年退官されるまで、民法を担当した教授でした。
常盤木学園創立時から講師としてお越しいただいていたご縁もあり、「中善並木」の姉妹木を植えたものがこの「中善桜」なのです。
中川先生は「日本家族法学の父」、「民法学会の巨人」とも呼ばれていた、法律の世界のスーパースターでした。
学生たちとふれあい、法律の視点から人々の幸せを見つめ、考え、教え続けた中川先生。
その意志を受け継ぐかのように、今も学園の庭で、生徒たちの幸せを見つめ、春に必ず花を咲かせてくれる「中善桜」。
私たちもがんばって、幸せの花を咲かせましょう!