2007.06.18
常盤木学園 音楽科 公開レッスン
今日は音楽科の公開レッスンが行われました。どんな様子でレッスンが行われているのか、ちょっとおじゃましてみました。
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科教授 岡本美智子先生のレッスンです。
具体的かつ分かりやすくお教えいただきました。
レッスンのポイントをちょっとだけご紹介すると・・・
♪ベートヴェン ソナタ第17番「テンペスト」第1楽章
・この曲はシェークスピアの本よりヒントを得て作曲されたもの
(ベートーヴェンはたくさんの本を読んだ)
(1)テンポが途中で変わる曲→テンポ設定を確実に!
(2)アルペッジョ・和音がきても必ずメロディラインを意識し、その音を出していくとフレーズ感のある流れになる
(3)ベートーヴェンの強弱記号を見落とさないように・・・他
♪メンデルスゾーン 「厳格な変奏曲」作品54
(1)外声と内声のバランスに気をつけよう→特にバスの動きを意識すると曲想が思う様になる
(2)バリエーションゆえ、指示されたテンポ感を確実に
(3)同じ和音でも、音色の変化をつけると曲が生きてくる・・・他
・・・こんな感じでレッスンは進んでいきました。
音楽科生約80名+一般の聴講希望者が、先生のレッスンに没頭しました。
しっかり耳と心を傾け、必死にメモをとります。
音楽科はこのような公開レッスンの機会が年2回。さらに中学生の皆さん向けにはジュニア・ミュージシャン・クリニックもご用意しています(今年も開催します)。
ジュニア・ミュージシャン・クリニックに関しては近々Webサイトでご紹介して参りますので、奮ってご参加ください!
・・・あれれ、今日は宣伝になってしまいました♪