OLD DIARY

過去ダイアリー

2007.09.17

常盤木学園 文学散歩

芸術の秋♪そして、天高く馬肥ゆる秋♪(ちょっと意味深でしょ。ウフ)
秋にもいろいろありますが、芸術の秋と味覚の秋を同時に満喫できる企画が常盤木にはあります。それが「文学散歩」です。
国語科の教員が案内役となり、県内はもとより東北エリアの「文学」にまつわる史跡や資料館を中心に訪ね歩き、東北の文学・歴史・風土に触れるPTAの企画です。保護者と教員が主たる参加者です。
今年は、
 1日目:仙台==(バス)==十和田湖==奥入瀬渓流==青森(泊)
 2日目:青森==太宰治記念館「斜陽館」==弘前城==津軽藩ねぷた村==仙台
という旅程でしたが・・・以下、参加者からのレポートをお届けします。

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1日目。仙台をバスで出発しましたが、早々にアクシデント発生。東北道下り線の北上付近で直前のトレーラーが横転事故。中央分離帯~2車線~路肩までをバッチリ塞いでしまい、バスは身動きがとれなくなりました。

070917_04.jpg

トレーラーの運転手に怪我がなかったのは幸いでしたが、上り線も一時通行止めとなり、中央分離帯を2箇所破壊して横転したトレーラーを迂回、4時間の足止めの後やっと先に進むことができました。
結局、初日の旅程はあらかたキャンセルとなり、青森へ直行。所用で鉄道にて青森入りした校長先生も合流して、夜の食事会は大盛り上がり!その様子は残念ながらお見せできません・・・。

2日目は旅程どおりに進みました。一番の目的である「斜陽館」では、男性教員が二重まわし(袖がなく、マント状のものがくびまわりについているもの)の試着をしていました。もちろん、国語科教員の解説も詳細に加えられたのでした。

弘前城では天守閣までのぼり、また天守閣を背景に見ることのできる場所では記念撮影も。堀沿いに咲いている蓮の花がきれいでした。

070917_07.jpg
(以上画像提供木戸先生)

津軽藩ねぷた村で、ねぷたの太鼓の実演ができました。また、10m級の大きなねぷたの展示もありました。ねぷたの正面の豪壮な絵(鏡絵)と、裏面のたおやかな、あるいはときに陰惨な美人画(見送り絵)のコントラストから生じる情緒も、祭りの一面であるのが弘前ねぷたの特徴です。

(以上画像提供:長野校長先生)

帰路は滞りなく移動でき、予定通り仙台に帰着することができました。
全体を通じて、楽しい、しかし太宰の人間としての生き方や文学の源に触れることができた有意義な2日間でした。

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ああぁ、行きたかったなぁ・・・(ブロガー法事のために参加できませんでした)
秋の東北。これからが本番です。みなさまも北へ南へ、東北の文化を追って散歩してみてはいかがでしょうか。